BORUTO-TWO BLUE VOLTEX-漫画4巻ネタバレ解説と考察|果心居士の神術”十方”と新キャラ”粒”とは?

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BORUTO TWO BLUE VOLTEX4巻の強い眼差しを向けるボルト

「BORUTO-ボルト-TWO BLUE VORTEX-」漫画4巻のあらすじと考察をネタバレ解説。果心居士の神術”十方”や、人神樹から誕生した新キャラ”粒”の正体について詳しく解説します。

  • 作品名:BORUTO-TWO BLUE VOLTEX-
  • 作者:池本幹雄
  • 原作・監修:岸本斉史
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:Vジャンプ
目次

あらすじ

果心居士がボルトをアジトに連れてきたところ
©︎岸本斉史・池本幹雄/集英社

左の棘魂(とげだま)を回収に来た十羅(ジュラ)の狙撃をモロに食らったボルトは、その場に倒れて動けなくなってしまいます。そこでボルトは、果心居士との出会いを思い返していました。

ボルトが果心居士と出会ったのは、里を抜けて追っ手の忍に追われている時のことでした。ボルトは逃げ道を失ったところを、果心居士に化学忍具の蛙を使った口寄せの術で救われます。

果心居士は”全能”の影響を受けてはいるものの、ボルトとカワキの立場が逆転したことを客観的に理解していました。なぜなら、果心居士には大筒木イッシキとの戦いで死の危機に瀕したことにより、神術の1つが発現していたからです。

それは十方(じっぽう)というもので、”この先に起こりうる全ての未来を視る”ことができるというもの。果心居士は十方を利用してこの星を救うべく、十尾そのものを滅ぼそうと考えていました。

そのため目的が同じボルトに接触し、ボルトが未来で習得済みの技と、木になったサスケを救う術を伝授することに決めました。

一方、十羅は持ち帰った左の棘魂を使って左を転生します。さらに、新たに実った棘魂を収穫すると、更なる人神樹が誕生しました。十羅によって”粒(リュウ)”と名付けられたのは、五代目風影・我愛羅(ガアラ)の養子シンキを基にした人神樹でした。

ネタバレ解説・考察

果心居士の能力”十方”

未来が視える神術"十方"を発現させた果心居士
©︎岸本斉史・池本幹雄/集英社

大筒木イッシキとの戦い以降は姿を消していた果心居士ですが、やはりボルトに接触していました。果心居士の説明によれば、ジゲンの中からイッシキを引きずり出せた時点で果心居士の役目は終わっていたものの、死を前にした瞬間に”十方(じっぽう)”が発現したとのこと。

それというのも、アマドによって強化改造された殻のメンバーは大筒木シバイが身につけた神術を発現させるべく、全員がもれなく大筒木シバイの細胞移植を受けているのです。ただ、その力を得られるかは運次第であり、ボロとデルタ、果心居士に備わることはありませんでした。

大筒木シバイとは、あらゆる神術を身につけ、”神”と呼ばれた太古の大筒木。

しかし、イッシキとの戦いで死の危機に瀕したことで、突如として果心居士にも神術の1つである十方が発現していました。十方は起こりうる全ての未来を視る力で、最大の強みは何と言ってもその情報量です。

果心居士は、未来のことを”運命同士のバトルロワイヤル”と例え、未来は複雑に枝分かれした”分岐点”を境に、多くの物語が淘汰されると説明しました。

つまり、十方は見たもの全てが起きるのではなく、起こりうる可能性がある全ての未来が視えるというもの。そのため、果心居士は未来のボルトが習得済みの技や術を、現在のボルトに伝授することができるのです。

果心居士には木になったサスケを救い出す方法や、ボルトが人神樹(ひとしんじゅ)の十羅(ジュラ)に勝つ未来も視えており、ボルトにとって強力な助っ人となること間違いないでしょう。

人神樹・粒とシンキについて

BORUTO TWO BLUE VOLTEX4巻の粒が生まれるシーン
©︎岸本斉史・池本幹雄/集英社

※ここからは最新話(第18話)までのネタバレを含みますのでご注意ください。

人神樹・粒(リュウ)

人神樹の祭が収穫した棘魂(とげだま)から生まれたのは、砂の里の忍シンキのチャクラを基にして作られた個体です。粒(リュウ)と名付けられたその個体は、シンキ同様の磁遁を使えるものと思われます。

磁遁とは、血継限界の1つで、磁力を扱うチャクラ性質のこと。使用者には三代目風影、四代目風影、五代目風影・我愛羅、トロイ(NARUTO第四次忍界大戦にて登場)、うずまきナルトがいる。

事実、粒は「BORUTO-ボルト-TWO BLUE VOLTEX-」第18話にて、ボルトの捜索に砂鉄を使った探知能力を披露しています。人神樹は木にした人物の情報を基にしているため、粒もシンキ同様の技や術が使えるのでしょう。

砂の里の忍、我愛羅の養子シンキ

粒の情報の基になっているシンキは、我愛羅の養子です。かつては孤児で、自身の持つ強大な力を制御しきれずに孤立していたところを、我愛羅に救われました。このような生い立ちは、ナルトや我愛羅とよく似ています。

シンキの本当の親については明かされていませんが、幼い頃から砂鉄を操れたことからも、砂鉄を初めて使った三代目風影の血縁者の子どもという線が濃厚です。

また、我愛羅は母の想いとチャクラが込められた砂の他に、磁遁や砂金(磁遁は三代目、砂金は四代目風影が使用)を扱えており、シンキも砂鉄以外のものが使える可能性を秘めています。

とはいえ、血継限界は外科手術により第三者にも扱えるようになる可能性もあるため、シンキの本当の親が三代目風影とは無縁の可能性も捨てきれません。

ちなみに、粒たちのボスである十羅は人神樹ではない別格です。粒たちのように基となる人物がいない十尾そのものの”化身”であり、ボルトたちが直面する危機の元凶と言えます。

次巻(5巻)の発売日・最新話(第18話)までのネタバレ

次巻(5巻)の発売日はいつ?

現在発売されているVジャンプに掲載されているのは、Vジャンプ3月号の第18話。

「BORUTO-ボルト-TWO BLUE VORTEX-」の単行本では、いつも4話ずつ収録されているため、恐らく次巻は第17〜20話までと思われます。その次巻の発売日は2025年7月9日です。

BORUTO最新話(第18話)までの展開ネタバレ

風の国。木ノ葉の里のサラダ、ミツキ、木ノ葉丸は、砂の里の要請を受け、棘魂の回収及び人神樹の討伐にやって来ました。砂の里の忍アラヤとヨドと合流すると、すぐさま近くにいた人神樹の粒と祭に接触を図ります。

サラダたちは里抜けのボルトを捜しているとして、互いに手を組んで捜索することを提案しました。粒たちはあっさりと快諾したため、木ノ葉丸が祭、サラダたちが粒と捜索を始めます。

木ノ葉丸は自分に気がある祭を丸め込むはずが、ひょんなことから祭を激怒させてしまいました。サラダたちも上手いこと粒を誘導して棘魂を出させることには成功しますが、痺れを切らしたヨドが棘魂に飛びついてしまいます。

その頃、木ノ葉の里では、カワキが新たな楔(カーマ)の設定を巡ってアマドと対立していました。

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「BORUTO-ボルト-TWO BLUE VORTEX-」©︎岸本斉史・池本幹雄/集英社

※本ページの情報は2025年7月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトをご確認ください。

BORUTO TWO BLUE VOLTEX4巻の強い眼差しを向けるボルト

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