エリック・クラプトン来日公演2025セットリスト&感想レポ。ついにこの日が来た!エリック・クラプトンが武道館で魅せた春の夜。この記事では、2025年4月21日のセットリストも感想も、あの時の興奮そのままお届けします。
エリック・クラプトン来日公演2025|日本武道館2025年4月21日
ライブ概要
- 日程:2025年4月21日(月)
- 開場/開演:17:30開場/18:30開演
- 会場:日本武道館(東京都千代田区北の丸公園2-3)
- ツアー名:ERIC CLAPTON 2025 JAPAN TOUR
- チケット価格(参考):S席25,000円/A席24,000円
- 主催:ウドー音楽事務所
- 備考:クラプトン2年ぶりの来日公演。80歳とは思えない圧巻のギタープレイを披露しました。
バンドメンバー
- ギター/ボーカル:ドイル・ブラムホール2世
- ベース/ボーカル:ネイザン・イースト
- ドラム:ソニー・エモリー
- キーボード:クリス・ステイントン
- キーボード:ティム・カーモン
- コーラス:シャロン・ホワイト
- コーラス:ケイティ・キッスーン
エリック・クラプトン来日公演2025|日本武道館2025年4月21日セットリスト

代表曲「Tears in Heaven」「Cocaine」はもちろん、ブルースナンバーやクリーム時代の名曲も惜しみなく披露!「Cocaine」は、もちろん大合唱でした(笑)
- White Room
- Key to the Highway
- I’m Your Hoochie Coochie Man
- Sunshine of Your Love
- Driftin’ Blues
- Kind Hearted Woman Blues
- Nobody Knows You When You’re Down and Out
- Can’t Find My Way Home
- Tears in Heaven
- Badge
- Old Love
- Cross Road Blues
- Little Queen of Spades
- Cocaine
Encore:
- Before You Accuse Me
エリック・クラプトン来日公演2025|日本武道館2025年4月21日レポ・感想
武道館到着、ファンに囲まれるネイザン・イーストを発見!

今日は、人生初のエリック・クラプトンのライブ。空は雲ひとつない青空で、気温は21℃くらい。
とても気持ちのいい天気で、晴れやかな気分で武道館に着きました。会場付近は、これからライブに行くであろう往年のファンの方々で賑わっています。
クラプトンが80歳ということもあり、ファンの年齢層も高めです。とはいえ、みんな青春時代に戻ったかのようにキラキラした笑顔で、昔の友人や夫婦、親子と一緒にこの瞬間を心から楽しんでいるようでした。
これが何ともほほえましく、見ているだけでこちらまで幸せな気分になります。
そんな中、武道館の門を過ぎたあたりに人だかりができていました。その横を通り過ぎながら様子を伺ってみると、なんとそこにはバンドメンバーでベースを担当するネイザン・イーストの姿が。
どうやら彼は会場に来たばかりのようで、チャリを片手にファンサービスしているのが印象的でした。
この時点ではまだ実感は湧きませんでしたが、久しぶりの紙チケットを取り出してスタッフに渡すところで昔にタイムスリップしたかのような気持ちになります。
全盛期のことは知らないのに、まるでその当時に戻ったかのような何とも新鮮な気持ちだったのが印象的です。
席は2階北西E列。ド下手で、ステージを右側から肉眼でも十分に見ることができる位置。
19時の開演まではまだ30分ほどあり、同行者と会話しながらようやくクラプトンを見にきた実感と、こうして来れたことに感慨深さを覚えました。
開演してまもなく神の領域に触れる
19時。ついに会場アナウンスが流れ、ほどなくしてメンバーと共にクラプトンが現れます。一切飾らないジャケットスタイルでフラッとやって来たのがとても印像的でした。
そして、すぐに1曲目が始まります。クリームの「whitte Room」。
この曲は聴き覚えがあるくらいでしたが、1発目のクラプトンの音を聴いた瞬間から思わずにやけてしまいました。しびれたし、本当に鳥肌もの。
「本物だ、ギターの神様がそこにいる。」と、心から思いました。正直、1番最初の音を聞いた瞬間に涙が込み上げてきて、ただの感動とも少し違う言葉にはできない初めての感情を抱きました。
もちろん生でクラプトンを体験できて感動はしましたが、そんな安っぽいものではなく、耳から聞こえてくる音のひとつひとつに心が揺さぶられたのです。魂が喜んでいる、そう例えても過言ではないでしょう。
こんな経験はもうできないかもしれないと本気で思った瞬間でした。人が心を込めて歌を歌うように、本当に心を込めてギターを群いているのがわかる。もはやギターが歌っていた。
英語の歌詞が聞き取れなくても、何を歌っているのか、何を伝えたいのかが伝わってきます。こうして文字に起こすと何を言っているんだろうと思うものの、実際にそうでした。
これも初めての経験でしたし、奇妙ですらありました。これぞ”神の領域”とでも言うべきでしょうか。
ついこの前までクラブトンのことなどほぼ何も知らなかったのに、気がつけばすっかり彼のとりこ。クラプトンが奏でる音をひとつも聞き逃したくない、そう思って夢中で彼の音に耳を傾けます。
まだ曲名と曲はリンクしないし、知らない曲もありました。しかし、そんなことは気にならないくらい夢中になり、まるで初めてのものに触れる子どものように、目の前で繰り広げられる光景に釘付け。
そんな自分が新鮮で少し笑えました。その反面、まだ自分にそんな子ども心が残っていたことに嬉しくもなりました。
会場のボルテージがグッと上がった「Cocaine」
1番テンションが上がったのは、クラプトンが登場してマイクの前に立って発した「コンバンハ」という挨拶(笑)
それ以外では、1曲目の「White Room」と、アコーステェックゾーンに入ってからの「Tears in Heaven」、後半の「Cocaine」が最高でした。
「Tears in Heaven」は、キタ!と思った瞬間にはもう涙が流れていました。亡き息子に向けた曲なのは知っていましたが、きっとその前知識がなくても大切なものを失った曲だということはわかったに違いありません。
心からの愛、無償の愛というものを感じ、優しく語りかけるようなクラプトンの歌い方に親心を見ました。
「Cocaine」は、曲が始まった瞬間に会場のボルテージがグッと上がります。みんなで「Cocaine」と叫ぶのが何ともシュールというか、少し悪いことをしているようで楽しかったです。
最後まで「Layla」を期待していたけど、残念ながらこの日はやりませんでした。でも、それを残念だと思わせないほどのステージを堪能しました。
ストラトというギターの良さを心から理解できたし、ストラトには無限の可能性があるということをクラプトンが教えてくれました。ギターの神様と言われるだけあって、ストラトの魅力の全てを引き出して魅せてくれたと思います。
ライブ後には「全て見誤っていた。」と口にするくらいには衝撃を受けていました。
エリック・クラプトン来日公演2025|ツアーグッズ一覧

アパレル
- ツアーTシャツ:6,000円
- フォトTシャツ:6,000円
- イラストラグランTシャツ:6,000円
- ジャパンヒストリーTシャツ:6,000円
- アニバーサリーTシャツ:6,000円
- Martin 000-42EC(ホワイト):6,000円
- Martin 000-42EC(スミ):6,000円
- ロングスリーブTシャツ:7,500円
- スウェット:8,500円
- ワークジャケット:20,000円
ファッション小物・バッグ類
- キャップ:4,500円
- サファリハット:4,500円
- トートバッグ:3,000円
- ボストンバッグ:11,000円
- ブレスレット(ブラウン):5,500円
- ブレスレット(レッド):5,500円
- 帆前掛け:5,500円
その他のグッズ
- フェイスタオル:3,000円
- マグカップ:2,500円
- メタルキーホルダー:2,000円
- 栓抜きキーホルダー:1,500円
- ピックセット:2,500円
- パンフレット:3,500円
グッズの詳細などは公式サイトをご確認ください。
エリック・クラプトン次の公演情報
エリック・クラプトンの次の公演は、アメリカ。2025年9月8日から9月20日までアメリカツアーが行われます。
ツアーの概要は、以下の通りです。
- 2025年9月8日:ブリヂストン・アリーナ(テネシー州ナッシュビル)Ticket
- 2025年9月11日:ロケットアリーナ(オハイオ州クリーブランド)Ticket
- 2025年9月13日:ウェルズ・ファーゴ・センター(ペンシルベニア州フィラデルフィア)Ticket
- 2025年9月16日:TDガーデン(マサチューセッツ州ボストン)Ticket
- 2025年9月19日:マディソン・スクエア・ガーデン(ニューヨーク州ニューヨーク)Ticket
- 2025年9月20日:モヒガン・サン(コネチカット州ウンカスビル)Ticket
ライブの詳細については、Eric Clapton公式サイトをご確認ください。
まとめ


エリック・クラプトン来日公演2025|日本武道館2025年4月21日のライブレポでした。このライブのセットリストを再現したプレイリストはこちらからどうぞ!
クラプトンのバンドメンバーは個性豊かで、皆が職人のようでした。ドイル・ブラムホールのグレッチのギターの音も良く、透明感のあるストラトとは対照的な甘いサウンドがたまらなかったなあ。
ネイザン・イーストの跳ねるようなベース、ソニー・エモリーの突き抜けたドラム、ティム・カーモンのギターのようなキーボードソロも素晴らしかったです。
人生初の海外アーティストのライブがエリック・クラプトンで良かった。何もかもが新鮮で、この思い出は間違いなく宝物。
神は神だった。見ただけで泣ける。

※本ページの情報は2025年6月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトをご確認ください。