2025年。海外ドラマは、かつてないほど”選べる時代”になりました。心臓を撃ち抜くサスペンスも、優しさが残る青春も、社会をえぐる問題作も揃っています。
そんな中から、Netflix、Prime Video、Apple TV+ から注目作を比較しながら、今年の海外ドラマランキングTOP10を決定しました。
この記事では、2025年に語られた海外ドラマの中からTOP10を選出。さらに、ジャンル別のおすすめ作品も整理しました。今年観るべき一本が、きっと見つかります。
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2025年 海外ドラマランキング TOP10
10位|オン・コール(Prime Video)

ロングビーチ警察を舞台に、新人警官と経験豊富な相棒が日常の事件に奔走する24時間。爆発はない。銃撃も少ない。しかし、通報・取調べ・判断・迷い——すべてが人間の仕事だとわかります。
「大事件より、毎日の現場が街を守っている」
そんな当たり前を丁寧に描く静かな刑事ドラマ。
おすすめ視聴シーン
- 事件の裏側を淡々と覗きたい
- 派手じゃない現実ドラマを観たい
- 人間関係の空気感で楽しみたい
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9位|ハーラン・コーベン/ラザルス(Prime Video/イギリス)

明確な恐怖より、日常が崩れていく怖さ。感情の沈み方がゆっくりで苦い余韻を残します。刺さる人には深く刺さる偏差値の高いスリラー。
おすすめ視聴シーン
- じわじわ精神を削るサスペンスが観たい
- 派手じゃなくていい、深度が欲しい
- 考察をしながら観たい夜
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8位|チーフ・オブ・ウォー(Apple TV+)

アクアマンで知られる ジェイソン・モモアが、主演だけではなく脚本・製作総指揮まで担当した史実に基づく物語。ハワイ統一を巡る民族の記憶と誇りを、”当事者の視点”で描こうとする強い意思が作品全体に宿っています。
権力ではなく、土地と血と文化。戦いではなく、奪われるものと残るもの。モモアが自身のルーツごと魂を投げ込んだドラマ。
向いている視聴モード
歴史の重さに身を沈めたい。
映像美と文化描写を味わいたい。
7位|スモーク(Apple TV+)

連続放火を巡る不穏なサスペンス。真相よりも、人間の温度と煙の曖昧さが残ります。照明と空気の演出がオシャレすぎて美しい。
向いてる視聴モード
人物の呼吸や視線に惹かれる。
謎を解かず、染み込むように観たい。
6位|特別捜査部Q(Netflix/イギリス)

中毒ではなく、じわじわ効いてくるサスペンス。イギリスらしい乾いた温度感と、説明しないことで生まれる緊張。暴力も解決も淡々としているのに、底が深い。
- 静かに進む捜査の余韻に浸りたい
- 台詞より空気で語るスリラーが好き
- 派手ではなく、質で殴る作品を観たい夜
5位|マイライフwithウォルターボーイズ シーズン2(Netflix/アメリカ)

恋と友情と痛みが全部大事な年齢。派手ではないのに、ふと胸がキュッととなる。10代の夜と、大人になっても消えない何か。
一夜にして両親と姉を失ってボロボロの女子高校生が、男ばかりのウォルター家の一員になろうと頑張る姿に元気をもらえます。三男コールと四男アレックスとの三角関係にも注目。
おすすめ視聴シーン
- 気持ちを軽くしたい夕方
- 恋と青春の階段を感じたい
- キャラの感情で揺れたい日
🏉関連記事:Netflix「マイライフwithウォルターボーイズ」全まとめ|全シーズン解説&最新情報
4位|アドレセンス(Netflix/イギリス)

批評家からの評価が非常に高く、複数の賞レースでも名前が挙がった実力作。
派手な演出はない。しかし、言葉の刃が静かに刺さる。これを観たあと、数日間うまく喋れなくなるかもしれません。物語の温度は低いのに、感情の火傷だけが残る。静かな爆弾のような作品。
向いている視聴モード
会話のナイフで心を切りたい。
沈黙の重さが好き。
🥉3位|ウェンズデー シーズン2(Netflix/アメリカ)

毒と可愛さの両立。ライトなのにクセ強。気楽に観て、いつの間にか沼ってる、そんなドラマです。
シーズン2ではウェンズデー自身の成長、そして周囲の人間関係の距離感がより立体的になっています。コミカルで毒っぽいのに、ふと胸に刺さる台詞があったり。黒×可愛いの唯一無二という評価は、今回も揺るぎません。
配信後SNSでの考察量、コスプレ人気の再燃。「続編で失速しない稀な例」と言われるのも納得。
- SNS感覚でテンポよく楽しみたい
- 謎とユーモアの両立が欲しい
- ブラックジョークでスッキリしたい夜
🥈2位|ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン5(Netflix/アメリカ)

10年見てきた彼らの旅路。成長と別れと、それでも続く物語。喪失が優しさに変わる1本。
ラストを迎える作品は、期待より失望が語られがちですが、本作は違います。丁寧に積み重ねた”時間”が報われるような回収の仕方をしてくれます。演出の細かさ、音楽、70〜80年代のノスタルジー──いま観ても古びない魔法があります。
終わりなのに、温かい余韻が残る。このラストに胸を預けていいと、素直に思えることでしょう。
向いている視聴モード
子どもの頃の冒険心を思い出したい。
友情で泣きたい。
🥇1位|イカゲーム シーズン3(Netflix/韓国)

世界が再び息を止めた最終章。残酷と希望の綱引き。そして最後の問い——生きるってなんだろう。
シーズンを重ねるほど、作品はゲームより”人”に寄っていきます。誰が救われ、誰が落ちていくのか。希望は価値か、罠か。視聴者の倫理を試すような構造が、今回最も鋭い。
SNSでの考察合戦、実況文化、海外メディアの論評──2025年の「見る・語る・揉む」を生んだ中心点。1位でなくて何を置くのかと言えるほどの存在感。
- 心臓の鼓動を感じたい夜
- 人間の本能と弱さを見たい
- 考察しながら楽しむタイプ
ジャンル別おすすめ海外ドラマ10選
SF/ディストピア
「人間とは何か」「社会とは何か」を見つめる2作品。Netflixでは作れない”思想の濃さ”と”映像の設計力”がAppleらしい。
セヴァランス シーズン2(Apple TV+)
仕事中の記憶と日常の記憶を分離できる世界。便利さと正しさは同じではない──その問いが深く刺さる。謎が増えるのに、目が離せない。
思考型SFが好きな人向け。
プルブリス(Apple TV+)
世界が終わったあとに残るのは、人か制度か。荒廃と静寂が美しく、未来を考えさせる空気感が強い。
映像の密度が高く、余韻が長い作品。
サスペンス/ホラー
暗い部屋で観たらダメなやつ。凍るような緊張感と、後に残るざらつきが魅力。
ボンズマン〜悪霊ハンター〜(Prime Video)
悪霊と生者、その境界線が曖昧になる夜。派手すぎず、人間の狂気に寄ったホラー。
一気見より1話ずつ噛むのが◎
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実録・社会派ドキュメンタリー
1つの事件が、世界の教育・倫理・個を揺らす。フィクションでは出せない”重み”がある。
スパイ・ハイ(Prime Video)
ノートPCを介した盗撮・監視・コンプラ崩壊。「もし自分なら?」と脳に刺さる。観終わったあと、しばらく考えが止まらない。
社会派が好きなら最優先候補。
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ヒューマンドラマ/ロマンス/エモ
戦いじゃない、血が流れない。でも心が揺れるドラマは、時に一番強い。
ユニークライフ(Netflix)
自閉スペクトラムの少年と家族の日常。特別扱いしない家族と親友が最高で、自分のペースで成長していくのが尊い。
定期的に見直したい愛おしさ。
モーテル・カリフォルニア(U-NEXT)
12年ぶりの再会、止まった時間が動き出す。風景とセリフの余白が美しい。
秋冬の夜、布団で観たい系。
クライム/心理スリラー
明るくはない。でも強い。ため息が漏れるほど人間の闇を描く2作品。
フレンズ&ネイバーズ(Apple TV+)
隣人は味方か、敵か、それとも観察者か。人間関係の地雷を静かに踏ませてくる。
不安と好奇心が止まらない。
歴史/文化
時代が変われば価値観も変わる。だからこそ今観る価値がある作品。
カレーム 宮廷料理人(Apple TV+)
宮廷料理は政治であり芸術である。皿に歴史が乗り、欲望と美学が混ざる。
構えて観る価値のある文化ドラマ。
まとめ|2025年の海外ドラマは「選べる年」だった
2025年は、ただ話題作が並んだ年ではありません。
「イカゲーム」や「ストレンジャー・シングス」のような”世界を巻き込む巨大タイトル”がある一方で、小さな感情を丁寧にすくい取る作品、誰も知らない視点から社会を刺す作品も確かに存在しました。
ドラマは1本で世界が変わる。大げさなようで、本気でそう思います。
◆今年観るべきは、目立つ10本だけじゃない
- バズった作品は理由がある
- しかし、静かな名作にも理由がある
ランキングTOP10は「今年語られた海外ドラマの中心」。
ジャンル別10本は「見落としたくない海外ドラマの深層」。
どちらも欠けてほしくありません。
2025年、あなたの一本はどれ?
派手な作品で心を振り回される日もあれば、ロマンスで救われる夜も。社会派に殴られ、心理ドラマに飲まれ、歴史で視点が変わり、SFで未来に震える。
ドラマは選択であり、体験だ。
今年、選んだ海外ドラマが、2025年の自分を形づくっていくでしょう。気になる作品があったら、ぜひ年末年始のお供にどうぞ。
📌 最後まで読んでくれてありがとう
2025年の映画総合ランキングも作ったので、サクッと観れる映画もチェックしてみてください。
▶︎2025年 映画総合ランキングTOP10|今年の顔となったのは?
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※本ページの情報は2025年12月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトをご確認ください。

